絵板絵描きがふと思う。「あのとき、自分は何に関心を持っていたのだろうか」そんなときのためのメモ。
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100の18−「電撃」
『Blitz』
 ああそうさ、落雷を受けて生き延びたのだ、私は。奇跡の人、超人、選ばれし者、怪物、非人間――当時の新聞には色々出たな。それらの記事は全て何度も読み返した。私についての全てだからな。
 私はあの雷について調べた。我らが優秀な諜報部を走らせ、我らの最先端の科学力に導き出させた。その結果、忌々しいことに、A国からの魔法攻撃だということが判明した。我らが祖国に恨みを持つ浅ましいある宮廷魔術師によってそれは行われたものである――どうもそういうことらしかった。
 それがハッキリすると、私はまた二つの論調にさらされた。一方はA国の攻撃に屈しなかった強靭な祖国愛の持ち主という輝かしいもの。もう一つは「仲間だから効かなかったのであろう」というスパイ疑惑だ。そして、裁判に負け、いわれ無き差別によって私は長い時間を檻の中で暮らしていた。
 腹いせに人生を潰された私としては、腹いせに奴の人生を潰さなければ気が済まない。私はA国を憎む。わかったかね、新聞屋の新米さん。こういうわけだ。
 復讐するは我にあり。

「さて諸君、これより電撃戦を開始する」

【了】
| hirosakisinji (sin) | 100のお題 | 18:58 | comments(4) | trackbacks(0) |
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どもー。
少し感想など。

『プライベート20セカンズ』
危機管理のなってない世界だなあと思いました(笑)
ところで、SF界では有機体以外からの意識の創発についてどのように考えてるのでしょうね?(長くなりそうだしきちんと回答いただかなくていいです^^;)意識の物理的媒体って何でしょう?電磁場?

『占星』
ロンドン小説だ!
僕はロンドンのことはよく知らないのでsinさんに任せました…(´・ω・`)
ディッシュ氏が歯の浮いた口説き文句を言えるということは、sinさんも言えるということですね…。凄いなあ。
ラディスティさんの顔は描く人によって変わりそうです(笑)

『Blitz』
プリッツが食べたくなりました(ぉ
現実的世界観にさも当たり前のように非現実が組み込まれてる世界観って面白いですよね。
でも例えばデスノートの存在って、その威力それ以上に僕達の世界観を根本的に覆すものだから、真面目にやると非現実を組み込んで世界観を構築しなおすのって恐ろしく大変そうです;
| psi | 2006/06/04 11:18 PM |

>psiさん
いつもいつも感想ありがとうございますー(*´ロ`*)ウレシイ

SF界のことはよく知らないのですが(w、有機体以外からの意識の創発について、意識の実態が解明されていない以上、私見を述べさせていただくとしたら、それは三つあって、一つはファンダメンタルヒューマンライツならぬ基本的モノ(物)権の尊重――なんというますか、隷属行為・唯使行為への後ろめたさから来る人のフェアプレイ精神の表れなのではないでしょうか。アシモフのロボットはその典型でしょう。
二つ目は無言への恐れです。鏡の心理といいますか。日本の場合では八百万と言いますように、万物に尊敬・尊重を捧げて呪いを避け、怠れば百鬼夜行に見舞われる、といった風土がこれにあたりましょう。針供養とかやりますしね。その前身にはアミニズム(自然崇拝)と文明の折衝の儀式があるのではないでしょうか、と。
三つ目は某イヌロボットを見るまでも無く、投射による自己同一化:物や雛形に感情移入、そしてそこから来るある種の愛情を感じる人間性、その願望ですね。キャラクター(イラスト、マンガ、アニメ)への思いもこの延長にあるのでは。
小説などに登場するキャラクターとしての「意識体」は、結局書き出されたフィクションの二次の客観体なのでどの要素も含みつつ、書き手に依存する形で提示されるのであって、その登場の仕方に解はありません。って感じですかね(長っ)

>意識の物理的媒体って何でしょう?
伝達という観点で言えば、波である「音」「電波」「磁場」が妥当なように思えますが、案外伝奇的に血とか細胞塊とかなのかもしれませんねー。ミトコンドリアとかw
ゲンターシリーズで、ウイング・ドリル・タンクと変わるように、目的によって「ゴースト」が囁く物は変わっていく(る)のではないでしょうかね。

>ロンドン
私は、psiさんのロンドンさんがミ〜タ〜イ〜!
歯の浮いた口説き文句は歯が浮いたら困るので言いませんw

デスノートの実写映画はどうなるんでしょうねー。
藤原達也か、、、
| sin(hirosaki) | 2006/06/05 11:58 PM |

そうですね、僕が電磁場と言ったのは、(ものっそい端折っちゃったのですが;)
人間または動物の意識が脳の神経細胞の活動となんらかの因果関係があることが科学的に証明されているわけで、その活動は何かと言えば、活動電位と呼ばれる神経細胞膜内外の電位変化なわけです。(他者の意識は今のところ証明できないため推定ですが)
要するに意識はこの電位変化と何らかの関連をもつわけで、それに同期的に起こる磁場の変化とかも関連するのかなーと思ったのですが、まあ素人考えですね(笑)(媒体という言葉は用法が間違っていたかも)
人間の脳は言うに及ばず、生物というのは炭素という稀な特性を持った元素を軸に、タンパク質や核酸など数え切れないほど多種多様な機能をもった物質群によって構成されており、神経細胞もそれに裏打ちされた機能、形態を有しているので、珪素に代表される無機体からの意識の創発は果たして物性的に可能なのかなーというところも非常に興味深いところですね。(なんかそれっぽいことがARMSに書いてあった気がする)
こういうことを不用意に書いていると専門家からお叱りを受けそうで恐いです^^;

無機体意識への人間の姿勢面白かったです。
学識のある方のお話は聞いてて飽きませんわっ(ビクトリア風)

| psi | 2006/06/06 12:58 AM |

>psiさん
あー、「媒体」のところで擦違ってしまったみたいですねw

意識発生のシステムそのものが意識なのか、という疑問があるのですが、そうしたものはシステムの複雑さによって異なるものなんでしょうかね。どうしても外部に例を求めて、モールス信号以前のモールス信号機の場合はどうなのだろう、とか、それ以前の指、それ以前の伝言書、それ以前の言葉、それ以前の脳からの指令、それ以前の電位変化(でしたっけ)それでさえオンオフの世界で……と考えていくと、けっきょくマクロからミクロまでやっていることはバケツリレーであって、伝達の連鎖でしかないのではないか、とか、それが入力されたものに対する反応に端を発するなら入力つまり外部環境そのものが前意識のようなもので、それが栄養素のように分解されて吸収されて排出されて、それが伝達の連鎖の経路をたどって肉体外部に返還される行為そのことを意識と言うのかな、とか、肉体格差の問題において自意識という言葉を冠せられているだけで結局それは反射速度の個人差の様なもので、意識と無意識の領域があいまいなのもそのあたりに起源があったり、それならばそれらを調節することこそが意識していくということなのかな、とか、ならばますます肉体が楽器のようにただの伝達機械でしかなくなり、だとすれば奏者がすぐ後ろにいそうな気がしてきたりするのだが実感や倫理としてはそれは自らの内部にあって、特定の個人をよりどころにしていて……けれどそれなら奏者が楽器を交換することが稀なように、奏者が自らの楽器をもっているように、とかなんとか袋小路になって私ごときの能力ではこの堂々巡りから脱出できそうにありません。
行為そのものがそれであると考えた場合、風が吹き抜けていく様子が楽器にとっての意識だと仮定すれば、どの段階にあってもそれぞれの意識がある、ということになり、とすればどんな物にも、へたしたらどんな概念にもそれぞれの意識があることとなり、有機物であれ無機物であれ、それはそもそも本質ではない――ということになりはしませんでしょうか(自分でもよくわかりませんが)。たぶん、互いに理解不能なだけなんじゃないでしょうか(ほとんどの作品や科学で有機と無機がその議論の両極に立たされるのは、とりあえず手近な二項対立から考察を始めた、みたいな)。
まあ結局翻訳すればいいというわけで。そこから総体理解か固体理解か、とか認識の形の試行錯誤に突入していくわけですが、それこそ生命大爆発のカンブリア紀のように系からして違うということになれば、そもそも翻訳できても理解不能……みたいな。だから霊能力だとか宗教だとか神学とかに説明を求めてしまう、みたいな。疑似科学万歳、みたいな。
物語ならそのきっかけを霊能力だとか幼児期の体験だとかトラウマだとか運命だとか神による一撃だとか、キャッチな例で取り払ってしまえるので、まったくその周辺を考えない(せいぜいシーザー暗号くらい)で通してしまえるわけで、とすると物語内の意識はどんなにドラマチックに書かれていようと殆どマヤカシですよねー(w >ぉぃ

そんなこんな、マヤカシや疑似科学大好きな私の学識は、(そんなものがあるとすれば)全てハッタリなのですわっ♪>ビクトリア風
エッヘン( ゜┏▽┓゜)y─┛~~
>っていうか、ビクトリアって誰ですか?w
| sin(hirosaki) | 2006/06/06 10:15 PM |










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