絵板絵描きがふと思う。「あのとき、自分は何に関心を持っていたのだろうか」そんなときのためのメモ。
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沈没
「ゲド戦記」行かんとなぁ。とか思いつつ、日本沈没してきた。

「日本沈没」
主人公達がまったく困難に直面もしなければ乗り越えもせず悩みもせず、山場がすべて特撮だより、視点がぶれすぎ、田所先生かっこよすぎ、ミュージッククリップを入れさせた音楽会社のバカヤロー。
っていうか、脚本がダメだった。昔の藤岡隊長版の方が断然面白かった。

「時をかける少女」(二回目
またまた超よかった。
っていうか、演出とテーマがこれほどビシッと決まった映画って最近なかったんじゃないかな。タイムトラベル現象の切り取り方と効果の組み合わせも新しい。
アクティブにリープできるという点で「サマータイムマシーン・ブルース」と似ていたけど、サマブルは古典から抜け出せていなかったし。

※ネタバレ
ところで、チアキの残チャージが戻ったかどうか確認した場面で、チアキのチャージカウンターのアンダーラインが01ではなく10を示す方に引かれていた気がしたんだけど、見間違え?
絵コンテでは01を示すようにアンダーラインが引かれているから見間違えたんだろうと思うけど……。でも、ひょっとしたら10だったかも!
そう考えると面白い。
あの踏み切りの場面までにチアキはいったい、9回も何を変えようとしたのだろう。それはマコトに「タイムリープしてない?」と訊かざるを得なくなるような、そんな出来事だったのかもしれない。
「タイムリープで人の気持ちをないがしろにする」というマコトがしたような行為をチアキはしないような気がする。めったなことではリープしないんじゃないだろうか。未来から来たチアキだからこそ、その辺りは自らを戒めているに違いない。そのことは、マコトに知られたことを知ると、決まりだからと姿を消すことからもわかる。
ではなぜ?!
そもそもチアキは実験準備室で何をしていたのか。なぜチャージクルミがエネルギー満タン状態で転がっていたのだろうか。チアキはそれを取りに来たのか?残り少なくなっていたから?準備室に隠していたのか?いや、そもそもクルミはチアキ自身の物なのだろうか?
私は思うのだが、知られざる誰かとチアキとの物語が、マコトの物語の裏側にあったのではないだろうか。

よし、この都市伝説を世に広めていくことに決めた!>w

そういえば、トキカケ漫画が出てましたねぇ。魔女おばさんがあんなことに!
| hirosakisinji (sin) | 私的 | 19:33 | comments(2) | trackbacks(0) |
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普通に「01」でしたよー。
そんで、真琴がチャージしちゃったクルミは「予備」だと千昭が自分で言ってました。それをどこかへ落としちゃったので焦って探してたとも。
千昭がそのクルミを理科実験室に探しに来たか、あるいは理科実験室へタイムリープしてきた千昭が落とし物をした瞬間に、たまたま出くわした真琴へチャージされてしまったんですね。

コミックを読まれたなら、知られざる物語はむしろ「絵と魔女おばさんとケン・ソゴル」の間にありそうだと思いませんか?
千昭の未来にとって大切な絵を、かつて時をかける少女だった魔女おばさんが直している。そして、魔女おばさんは忘れたはずの記憶を思い出していた。
これは偶然なのでしょうかね…。
| messa | 2006/08/18 6:23 AM |

>messaさん
はじめましてー。コメントありがとうございます!
>01
そうでしたかっ!やはり私の見間違えだったんですねー。
まぁ都市伝説はいつも見間違えと決まっているわけでw
>予備
劇中の台詞には直接的に予備とは出てきませんよね?自分のとも確言していなかったし。なんかその辺り、突っ込み所というか同人的隙があるのだと思うのです。
問題なのは「チアキは嘘をつくキャラ」だということ、だと思うのです。物語冒頭、理科実験室でマコトが転んだのを聞いた場面で「何で俺が――」と言っているわけですが、もしチアキが理科実験室にいたのだとしたら、容易に連想つくはずなのに。「ヤベッ」という演出もありませんでしたし。もし本当に知らないとしたら、あそこにいたのは別人ということになりますし(別の未来人説)、もしそうなのだとしたらユリが嘘をついていることになります(ユリの陰謀説)。(冒頭と終盤のユリの台詞が同一である保障はどこにもないわけですが)
そもそも、過去の人にタイムリープを知らせてはいけないというならば、マコトに最期の一回を使わせた問いかけをした時の心境はありえるのでしょうか。もしあるのならどんなものだったのでしょうか。クルミを無くしてしまった混乱と安心したさに言ってしまった、というのが本当っぽいのですが、そこまで焦っていたなら第一日目の野球はキャンセルしてでも探すのでは。
そこで見えてくるのがチアキにとっての「マコトたちとの野球」と「ユリ」の比重の変化で、これは前述の「ユリの陰謀説」にも繋がって来て――
(長いので略)
まぁ、なんといいますか、色々な疑惑さえも栄養を変えてしまうほど細田「時かけ」は面白い!っていうファイナルアンサーで;;(スミマセン)
>漫画
あれは知られざる物語というか完璧なサイドストーリーで、映画からは攫えないため何とも言えないのですが、ただ一つ言えることは、「ケン・ソゴル」ってネーミングセンスは「エイサップ鈴木」に匹敵するなっ!ってことでしょうか(ぇ

ご来訪ありがとうございましたー
| hirosaki | 2006/08/18 10:00 AM |










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